【健康に年を重ねる】いま出来ること
子どもの頃、将来日本は高齢化社会になると言われていたけれど、もうすでに超高齢社会。それとは逆に人口は減少傾向に入っていて今後ますます進んでいくらしい。平均寿命も延びて、現役で働く年齢も延びていくだろう。
若いときには、歳を重ねたときに自分がどう変わるのか想像もつかないところだけど、体だけでなく、気持ちも頭もすこしずつ変化していくということ、たとえば80歳、90歳になったとき、どんな自分でいたいかということをイメージすることも、上手に歳を重ねていく、ひとつの方法だと思う。
それは、生活費はどうしよう、病気になったらどうしよう、と不安や悲観の気持ちから考えるのではなく、理想の自分、理想の80歳の自分、を想像して、そうなるために、いまの自分はどうあるとよいか、と考えてみるということ。
この場合の理想は、世間一般で言う理想、ではなく、自分の中のいちばん大事なこと、を基準にして考える。たとえば、自分のことは自分でできる、楽に動ける、歩ける、笑って過ごしていること、贅沢というより、心地よい環境で過ごすこと。そんな風にイメージしたなら、じゃあ、まずは心も体も健やかであることが、いちばんのベースになる。
いまは仕事も忙しくてストレスも多くて…とか、いまは若いから、このままでも無理がきいちゃうし何とかなると思うけど…だと、この生活を何十年も続けると、いざ歳をとったときに、がたがきちゃうかもしれないね。
何かを始めるのに遅すぎることはなくて、いつでも、今このとき、に始めることは出来るけど、それでも、早い方が自分にとってより良くなるかもしれない。
やりたいことを、やってみる。いつだって今がすべて。