【自分をみつめる】からだとの対話①
からだとの対話。
…って、実際にからだが話をするわけではないけれど、からだの反応を見て、感じて、耳をすませると、からだがこう言ってそうだなぁ、と感じてくる。
リハビリをしていると、自分のからだと対話することが得意な人、苦手な人がいて、
それは才能というよりも(すごく上手な人は才能の部分もあるだろうけれど)
自分のからだと対話しようとしてきたか、しているか、という経験のちがいだと思う。
だから、あるとき急に「わかりました!あなたの言ってたこと!」とからだの声に気づく人もいて。
若いうちは、からだの声を聞かなくても多少無理がきいてしまうし、からだに無理をさせてしまうことが多いけど、そうすると、いざ年を取って、からだに不調が出てから対話しようとしても、不調に目が行ってしまい、なかなか、からだと対話するのが難しい、ということもあったりする。
難しい、というより、そんなこと考えたこともない、出来るわけない、と思い込みがあったりすると、からだの声を聞く準備さえできない、となったりして。
意外とね、かんたんなんです。対話。
でも、聞こうとしなければ、聞こえない、ということ。
からだは一生懸命話してくれてるんだけど、こちらが聞こうとするかどうか、なんだと思う。
(つづく)