haru-kanaのブログ

会社員→リハビリ職→→なんでも来いのセラピストを目指す

【自分をみつめる】からだとの対話②

(つづき)

で、じゃあ、どうやって聞いたらいいのさ、というのは、

まずは静かに目をつぶって、自分のからだのあちこちを、一つ一つ感じてみてはどうだろう。


ゆっくり呼吸をしながら、あ、右肩が重いなぁとか、足先がなんだか冷えてる感じだなぁとか、お腹が張ってるなぁとか。一つ一つ、意識を向けてみる。

そのとき、痛いところがあって、痛いなぁと思っても、痛いから嫌だなぁ、これから悪くなるのかなぁ、とか、自分の感情の方に引っ張られないように、ただ、からだを丁寧に感じること、そこに意識を向けてみる。

そしたら、こんどは動いてみて、自分がふだんどんな動きをしてるかなぁとか、食べた後はこんなふうに感じるなぁとか、生活の中での体の反応を感じてみて。

ふだん何気なくしている姿勢、あ、こんな姿勢よくしてるなぁ、とか。歩き方にはこんなくせがあるんだなぁ、とか。

 

気づくと、たくさん見えてくることがあるし、そうすると、ふだんの自分のからだを知っておくと、すこし動きを変えてみたりしたとき、風邪を引いたとき、疲れているとき、ふだんとの違いが感じやすくなってくる。

これまでは気付かずにいた、目を向けずにいた、体の変化に気づくことが出来ると、じゃぁ、どうしたらいいだろう、と考える機会が生まれる。自分のからだにとって心地よくなるにはどうしたらいいかな、といろいろ試してみる。
よい結果がでたら、それを次にも生かしてみたり。

 

その繰り返しが、からだとの対話で、ふだんの生活でそれを続けていくことが自分のからだを健やかに保つ方法なんだと思う。

たぶんね。でもそう思う。

 

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