haru-kanaのブログ

会社員→リハビリ職→→なんでも来いのセラピストを目指す

【病気になったとき】痛みがあるとき

どこかが痛いとき、それが慢性的に続くとき、痛みに気持ちをフォーカスすることで、
痛み→不快(感情)、のルートに意識が集中してしまい、痛みを客観的にとらえることが難しくなったりする。

 

でも痛いんだから仕方ないじゃないか、という声も聞こえてきそうだし、痛みそのものは確かに今その時点では事実なので、それを否定するものではないんです。

 

そうではなく、自分のからだを痛みがある体、として捉えることで、痛み以外の大部分のからだ、というところを見過ごしてしまったりするということ。

 

そして、自分のからだを痛い体、としてではなく、痛みも持っている、痛くないところもある、いろんな要素をもっている体、というふうに視点をシフトすること。

 

痛いなぁ、ちょっと深呼吸してからだを緩めてみよう、そうしたら体はどう感じるかなぁ、とか、イライラしてるとますます痛いなぁ、じゃあ、そもそも何でいらいらしてるんだっけ、イライラの元をいったん考えるのをやめてみよう、とか、痛みそのものではなく、それ以外に視点をうつしてみることで、できることはたくさん実はあって。

できることがあるんだ、と知ることが、痛みがあったらどうしようもない、我慢するしかないのか、薬を飲むしかないのか、という思いから、選択肢を増やすことが出来る。


進む道はいくつもあるのだ、と知るだけでも、かなり生きやすくなるんじゃないかな、と思う。

 

やったことないから分からない、やろうと思ったけどうまくいかない。そんなときは、
近くにいる、そんなことを知ってそうな人、実践してそうな人を見つけて話を聞いてみるのもいいかもしれない。

いまはいろんな情報がありすぎて、逆に自分に合っている情報を探し、選ぶことが難しくもあるけれど、でも、あきらめずにアンテナをはることが、そこに近づく手だて。

 

良さそうと思うことをやってみて、自分のからだや気持ちがどう感じるか、合わなければ無理せず、次の方法を試してみてもいい。
無理は禁物。


ただ、自分のからだや心の声に耳をすませること。

 

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